こんにちは。
家じまいアドバイザーの屋宜明彦でございます。
都心部を中心に空き家が800万戸以上あると言われています。
昔は持ち家を継承する場合が多かったと思いますが、ライフスタイルも変わり、家族ができた時に、両親と同居ではなく、別に持ち家を持つ人も多いでしょう。
その時に問題になるのが、親が亡くなってしまい、両親が住んでた家が空き家になった場合です。
先日父が亡くなり、大阪の実家が空き家になりました。
私は現在東京都内で暮らしており、実家に戻る予定はありません。
父は骨董品集めや古いカメラなどを集めるのが趣味だったのですが、私には価値が全くわかりません。
処分してしまってもいいのですが、せっかく父が大切にしていたものをただ処分してしまうのは申し訳なく感じています。
なので、価値もしっかりわかってもらえて気持ちよく空き家整理もしたいのですがなかなか忙しく現地にいけません。
できれば立ち会わずに片付けてくれる業者を探しています。
といったご相談は結構あります。
確かに離れて暮らしている場合に、家族や親族は忙しくなかなか片付けに立ち会うことは大変ですよね。
しかし、立ち会わずに片付けを業者に依頼するとトラブルを起こす可能性もあります。
そこで、空き家整理や遺品整理を行う場合に、立ち会った方がいいのかどうかというメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
空き家整理・遺品整理で立ち会う時のメリット・デメリット
遺品整理や生前整理、空き家片付けなどは、情報があまりません。
なので、それが良い情報なのかどうかもわからないと言った場合も多いです。
どこに頼めばいいのだろう?
周りにも経験者がいないからわからない。
そのような人は多いです。
先に述べますが、片付けや遺品整理、生前整理はできれば立ち会った方がいいです。
それを踏まえて、メリット・デメリットをお伝えいたします。
空き家整理・遺品整理で立ち会う時のメリット
今、遺品整理業界は様々な異業種からの参入あります。
そして、様々なトラブルも増えています。
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なので立ち会うことでトラブルは防ぐことができます。
また、故人の価値あるものを、そのまま勝手に捨てられると言うこともありません。
一番のメリットは、故人の想いに触れることができると言うことです。
疎遠だった家族でも、お子さんをどのように思っていたのか?
その本心に触れることができます。
最後に心の絆に気づくこともあります。
「大切な思い出として次につなぐことができる」
私は遺品整理や空き家の片付けはそのようなことが1番のメリットではないか?と感じています。
そんなお手伝いを少しでもできればと思います。
空き家整理・遺品整理で立ち会う時のデメリット
家が近くの場合は立ち会うのはいいのでしょうが、遠くに住んでいる場合は、立ち会う際には時間や旅費などがかかってしまいます。
遠くにお住まいでしたら、片付くまで滞在したり、その都度行くとなると交通費なども大変です。
また仕事が忙しいとなかなか時間が取れないこともあります。
なので、どうしても!と言う方は立ち会いなしを選択される方もいます。
その際は、業者選びを慎重にしましょう!
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遺品整理や片付けは故人と家族をこれから結ぶ作業です!
私は、遺品整理や空き家の片付けはただの片付けではない!と思っています。
人は忘れられた時、心に存在が亡くなってしまった時に本当の死があるように感じます。
なので、亡くなっていなくなってしまったからもうそれでおしまい!ではなく故人と家族の大切な思い出も一緒に繋ぎ結んでいく作業こそが遺品整理であり、私がお伝えしている「家じまい」でもあります。
大切な故人との思いも一緒に「家じまい」したいですよね。