2020.03.02 作法 家じまい図書館

自分にとって価値があるものでも遺品整理や生前整理の買取価格は相対的な価値で判断される

ここでは、以前、一般社団法人心結(しんゆう)代表理事 屋宜明彦が、日刊ゲンダイで連載していた「 生前・遺品整理の作法を紹介します」の紹介と、その記事を元に、大切な家じまいの作法についてお伝えしたいと思います。

日刊現代の記事はこちらです。(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/264634

「本人には価値があっても買い取り価格「数百円」のことも」の記事を踏まえてお伝えしたいと思います。

遺品整理や生前整理で買取を利用される方も最近は増えてきました。

中には遺書に寄付を希望する方も多いのですが、以前遺品整理をした時の大学教授は大量の専門書を所有し、その本は大学の図書館に寄付してほしいと遺書に記されていました。

そこで、故人の思いを繋げるために大学に連絡しましたが、担当者からは「受け取れません」と回答がありました。もしかしたら、生前にしっかり大学側とコミュニケーションをとっていたら本の一部は寄付できたかもしれません。しかし、この場合は受け取る側がその物の価値を見出せなかったということが原因ではないかと思います。

生前から引き取り先と話を付けておけば、全部ではなくても一部は引き取ってもらえたかもしれません。

私の経営する生前整理・遺品整理のスリーマインドでは必要であれば買取も行っています。

買取の基準は相対的な価値で判断されます!

私たちスリーマインドでは、少しでも高く買いたい!と思っていますが、買取の場合は元の定価がどんなに高くても年数が古すぎたり、需要がないものは二束三文になってしまいます。

古くて価値が出る物もあるのですが、ヴィンテージ、アンティーク、骨董など専門家知識を要するものが多く、自分では古いから価値があるはずだ!と思ってもほとんど値がつかない場合が多いです。

逆もあります。

遺品整理の買取の場合は早く片付けたいですから、故人が遺していった物の価値をわからずに処分してしまう場合もあります。

実は高く売れるのに価値がわからないため廃棄してしまうということもあります。

全く買取などできないコレクションもあります

高齢者の方に多いのですが、小銭をため込んでしまう方や今はデジカメやスマホなどが主流になっていますが昔のカメラで撮影したアナログカメラでの写真のアルバム。

家族の思い出の写真などは大切な思い出なのですが、平均的に段ボール3箱分ある場合が多いです。

最近ではデジタル化して保存もできますが、原本を廃棄するのを躊躇し結局ため込んでしまうことが多いです。

家族や思い出のアルバムは、何を残すのかをしっかり決めることが大切です。ある高齢女性は離れて暮らす長男と長女のために大量の写真を一冊ずつのアルバムにまとめ、『私が死んでもこれだけは大切にしてね。他は全部捨ててもいいから』と伝えたそうです。この方法なら、遺族も処理に困ることはないでしょう」

元気なうちに大切なことをしっかり家族に伝えておくこと。

何を遺し、何を処分するのか?判断が自分ではわからない場合は専門家に相談しながら処分するのもいいでしょう。そのために生前整理があるのですから後悔や残された家族の笑顔を守るためにもしっかり準備した方がいいですよね。

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