ここでは、以前、一般社団法人心結(しんゆう)代表理事 屋宜明彦が、日刊ゲンダイで連載していた「 生前・遺品整理の作法を紹介します」の紹介と、その記事を元に、大切な家じまいの作法についてお伝えしたいと思います。
日刊現代の記事はこちらです。(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/264267)
親も子も元気なうちが基本「元間整理」で注意すべきことはという記事を踏まえて、大切なことを書かせていただこうと思います。
(1ページ)-231x300.png)
日本は、超高齢化社会を迎え、一人世帯数が増加しています。
その背景は、結婚しない若者が増えたことも少しはあるのですが、もっと大きな要因は、シニア層の一人暮らしです。
離婚や死別などで一人で暮らす方が孤独死してしまうということもあります。
今回の日刊ゲンダイでの連載でも、そんな孤独死をした現場のお話なのですが、これは何も、連載用の話ではなく、ごく身近で、もしかしたら、あなたの家族や親戚の中にもあり得る話なのです。
自分はまだ大丈夫!と誰しも思うと思います。
そのように思っているうちに、早めの片付け「元間整理」を行なっていったほうがあとあと残された家族も揉めずに、誰にも迷惑のかけない引き際を送れると思います。
相続の対象は時代とともに変わってきています!デジタル通貨なども先に処分しましょう!
相続は、今まで108個あると言われていました。
事後処理になると厄介なのが、通帳や印鑑、生命保険の契約書、株や投資信託、不動産の登記簿など。貴金属やアクセサリー、絵画や骨董の中に高額なものなどです。
この辺はよく言われることなのでご存知だっと思いますが、これらは先に遺言や、どのように相続させるのかあらかじめ決めておくことが後々揉めない為にも必要です。
さらに今は仮想通貨やデジタル通貨も入ってきました。
これらは、なかなか発見が遅くなりがちなもので、中には、かなりの資産となる仮想通貨を保有している方もいるかもしれません。
自分にもしものことがあった時の為に、それらの処分や行き先をあらかじめ決めておくほうが良いでしょう。
ペットの行き先も決めておくこと
一人世帯の場合には寂しさからもあり、ペットを飼う方もいらっしゃいます。
もし急に亡くなってしまった場合に、ペットが取り残されてしまうこともあり、引き取り手がいない場合は保健所に引き取られて最悪の場合は処分されてしまいます。
ペットも大切な命であり、故人の大切な家族でもあります。
連載にも書いているように、あらかじめ引き取り手を見つけておくことも大切です。
ご神体や趣味の物も処分や引き取り手を見つけておきましょう!
大切に集めた趣味の物、切手や盆栽、カメラやフィギュアなど、趣味で集めた物も、残された者にとっては処分に困るものもあります。
売却できるものは先に売却してしまいお金に変えることもできます。
また、宗教観でのご神体も、勝手に処分してしまうと後で揉め事になる場合もあります。
どのようにするのかをあらかじめ、託すものは託すと、決めておきましょう。
溜め込みすぎずに不要なものは先に処分することが残された者へ迷惑をかけない秘訣です
もっとも多いのが、なかなか捨てられずに、溜め込んでしまうということです。
こちらは比較的男性に多いのですが、服なども捨てられずに押入れにパンパンになっていたり、本なども倉庫などに大量にしまってあるなどもあります。
家の中は綺麗に片付いているように感じても、隠れた物はかなり物量になることもあります。
遺品整理の場合は、運び出すものが多いほど料金は上がります。
処分できずに沢山の物を抱えてしまって亡くなってしまうと、遺品整理料金で、何十万円と残された家族に思わぬ負担がかかってしまいます。
できるだけ元気なうちに処分して片付けをしていきましょう!
生前に情報共有をすることが何よりも大切です!
元間整理でもっとも重要なことは、情報の共有です。
何を持っているのか、そして、何が大切なもので、何を誰に託したいのかをあらかじめ伝えておくことで死後家族が揉めずにすみます。
また、一人暮らしの場合には、自分の家の状態や賃貸契約書の保管場所なども伝えおくと良いでしょう。
家族と疎遠になってしまった人もいらっしゃるので、その時は、成年後見人制度を使って、財産の管理などをお願いしておくと良いでしょう。
自分の人生の最期を先に準備をしておくことが整理の場合は一番大切です。
あなた自身の人生を、どのように終わるのか?という「終活」は生前に片付けもしておくことが望ましいと思います。
あなたがどんな物を大切にしてきて、どんな人生を送ってきたのか?
その想いを家族にも伝えていく為に、元気なうちに片付けをする「元間整理」を今のうちから始めていきましょう!

