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第10回)家じまいアドバイザー®️/残置物処分&ACP(遺品整理スタッフ研修)を行いました

こんにちは!「心結」家じまいアドバイザー協会運営事業部です。

心結では年に2回、各分野のスペシャリストに登壇いただきスタッフ研修を行っております

全国から遺品整理事業者の代表とスタッフが集まり、総勢20名以上の研修となりました。

目次

第1部 残置物処分などのモデル条項の解説

講師:佐藤 啓介先生/帆風法律事務所

単身高齢者世帯が増加している中、相続人がいない入居者が死亡した際の残置物を処理できない問題が増えています。
今回は、令和3年6月に公表された「残置物の処理等に関するモデル契約条項」や、おひとりさまの終活について学ばせていただきました。

普段の業務を「なぜそうしているのか?」を法務の観点から知ることで、改めてコンプライアンスを守って遺品整理をしている価値を感じ取ることができました。
また遺品整理の前後にある手続きの流れを知れたことで、管理会社、大家さん、依頼者様と関わる関係者様との円滑なコミュニケーションにも生かせそうです。

ワタシ達の遺品整理業界には監督官庁がありません。
誰でもはじめられるのが遺品整理業なので、トラブルが多い業界でもあります。
「残置物処理に関するモデル条項」を現場スタッフも学ぶことで、
ご依頼者様からの信頼獲得とトラブル回避につながっていけば嬉しいです。

参加者の感想をご紹介

  • なんとなく作業していることでも理解をしっかりしておくことでトラブルにならないしお客さんの役に立てるとわかりました
  • 遺品整理屋として、お客様の事を考え良かれと思ってやっている事が危険な行為もあると感じました
  • 相続人がいない場合、賃貸解約や残置物処理の手続きに大きく違いがある事を再認識しました。
  • 大家さんなど相続人以外の方からの依頼は気をつけて受ける必要がある(相続トラブルなど)

第2部 縁起でもない話をしよう『もしバナゲーム(ACP)で楽しく』

講師:藤井円先生/株式会社 HAPPY LEAF

自分の死を意識する事で、これからの人生に生かす。
自分を知る事で、遺品整理事業に生かすというテーマをゲーム形式で学ばせていただきました。

4人1チームとなり、もしも余命6ヶ月だったとしたら自分は何を大切にするのか?をカードを取捨選択していきながら仲間たちと話し合いました。

自分がどう最期を迎えたいのか?を決め家族と共有することはもちろんですが、
家族と話す時間(ひとりで決めるのではなく話し合う)を作ることの重要性を認識させられました。

仕事に必要な知識をインプットすることはもちろんですが、たくさんの会社様が参加していただく中で、各社の代表はもちろん、スタッフ同士が仲間意識を持ってつながっていただくことが心結の勉強会の裏テーマでもあります。

ワイワイと机を囲んで、どう死にたいかを話し合うことでお互いの価値観が垣間見えて、仲間とのキョリが縮まるいい機会となりました。

参加者の感想をご紹介

  • 死について、家族と話せるいいきっかけになりそう。
  • 生前整理をする際、人の価値観の変化に注意して、その依頼者がその時に大切にしてるものを理解しながら、残りの人生を思い描く形に近づけられる様対応していければと思いました。
  • なかなか自分の死について考える事が無かったが、ゲームをするにあたってどういうふうに死にたいか自分で自分を見つめ直すきっかけになった。

今後のこの業界を担う、若いスタッフ達への教育こそが、

心結の掲げる「業界の健全化」につながると信じてこのような研修を定期的に行っています。

講師の佐藤 啓介先生、藤井円先生、ご参加いただいた企業様、このたびは貴重な御時間をいただき誠にありがとうございました。

三宮での懇親会の様子

研修・懇親会に参加いただいた企業様

株式会社スリーマインド

株式会社相場屋

株式会社ゼロプラス

スマイルライフみやぎ(株式会社ソラフネ)

LAST MOVE

布内オート

ecoos【エコーズ】(株式会社和愛グループ)

株式会社 office 双葉

メモリア(株式会社神成)

株式会社アイカラー

えびすサポート(株式会社EBSカンパニー)

株式会社圭

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