心結の理事であり、株式会社office双葉の代表を務める比嘉計(ひが けい)さんが、琉球朝日放送(QAB)の情報番組『CATCHY(キャッチー)』に出演されました。
番組では、実際のゴミ屋敷の片付け現場に密着。さらにスタジオでは、年々増えている片付け依頼の背景や、その先にある空き家・相続の問題についてお話しされています。
相続をきっかけに見つかった、足の踏み場もない実家

密着したのは、築50年ほどの一戸建ての片付け現場です。
この家では、高齢の方がひとりで暮らしていました。体調を崩して入院し、そのまま帰らぬ人となったあと、家を相続するためにご兄弟が初めて中に入ったところ、足の踏み場もない状態になっていたといいます。
積み重なった物で床の高さが変わってしまっていたり、電気が止まっていて中が暗かったり、床そのものが傷んでいたり。ご家族だけで片付けるのは難しいと判断し、比嘉さんたちに依頼が入りました。
作業はスタッフ5人がかり。もちろん1日では終わりません。1か月後、番組が再び訪れたときには、山積みだった物はきれいに片付けられていました。
依頼が増えている背景にあるもの

番組では、office双葉さんに寄せられる1か月ぶんの依頼件数も紹介されました。1日に2件、午前と午後で回らないと間に合わない日もあるほどだといいます。
なぜこれほど増えているのか。比嘉さんが挙げたのは、次の2つでした。
- 超高齢社会が進んでいること
- ご近所づきあいなど、地域のつながりが薄くなっていること
誰にも気づかれないまま物が積み上がっていき、亡くなられたあとにご家族が直面する。今回のケースは、決して特別な事例ではありません。
片付けて終わりではない。空き家と相続へ続いていく

比嘉さんが番組で強調していたのは、ゴミ屋敷の問題は片付けたら終わりではない、ということです。
清掃が終わっても、相続人の方が県外にお住まいだったりすると、その家はそのまま空き家になってしまいます。放置された空き家は、不法侵入や火災のリスクをかかえることになります。
そこで最近増えているのが、不動産会社が建物ごと買い取り、清掃と解体を行ったうえで、新たな土地として再生していくという流れです。今回の物件も、比嘉さんたちが片付けたあとに解体業者が入り、更地にして次の世代へ引き継いでいく予定とのことでした。
費用の問題もあります。解体費や清掃費を合わせると500万円を超えることもあり、相続された方が自分では工面できないというケースは少なくありません。今回は費用をいったん立て替え、更地にして売却したうえで、そのお金を持ち主の方にお返しする、という形で対応されたそうです。
片付け業者だけ、不動産会社だけでは解決しない。だからこそ、業種を越えて連携する必要がある。番組からは、そんな現場の実感が伝わってきました。
悪質な業者の存在と、安心して頼める相手を見つけること

番組では、悪質な業者の話にも触れられていました。
作業を最後まで終わらせないまま引き渡してしまう、途中で連絡が取れなくなってしまう。高額な費用を払ったのに、ほとんど片付いていなかった。そうした相談が、比嘉さんのもとに持ち込まれることもあるといいます。
ご家族を亡くされた直後は、気持ちの整理もつかないなかで、誰に相談すればいいのか分からないまま業者を探すことになります。人に言いづらい内容だと感じてしまい、一人でかかえこんでしまう方もいます。
だからこそ心結は、厳正な審査を通った事業者だけを家じまいアドバイザー®として認定し、ご紹介しています。安心して任せられる相手にきちんとつながることが、この問題ではとても大きな意味を持ちます。
比嘉さんは沖縄でも新しい協会を立ち上げています

比嘉さんは2026年1月、一般社団法人沖縄県住環境リスタート協会を設立されました。
沖縄の片付け業界をよくしていきたいという同業者と、それを支える関連企業が集まり、社会問題に向き合っていく団体です。すでに行政からの相談も寄せられているとのことでした。
自社の仕事にとどまらず、地域全体の課題として取り組む。心結が大切にしている「業界の健全化」と、まっすぐに重なる姿勢だと感じます。
動画はこちらから
番組の内容は、やぎチャンネルでご覧いただけます。
株式会社office双葉 公式ホームページ
https://www.officefutaba.com/
ご実家の片付けや生前整理、空き家や相続のことでお困りの際は、心結へお気軽にご相談ください。全国の審査を通った家じまいアドバイザー®が対応いたします。

